大空へのいざない
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機能説明

 このページでは、FlightNaviが持つ多彩な機能を紹介します。

 音声ガイド

 音声ファイルの再生機能を使って、飛行状況を声でガイドします。
※音声ファイルは著作権の関係上、配布時には付属しないため、別途録音するなどしてください。

 フライト中の音声と聞いて、ピンと来た人がいると思います。ジェット旅客機についているGPWS(対地接近警報装置)と同じイメージです。フライトシミュレータ用に流通している音声ファイルを探してPDAに転送すれば、パラグライダーでの飛行中、旅客機のコックピット内と同じ音声が楽しめます。 

 音声ガイドには、次のような機能があります。

500フィート未満の対地高度読み上げ
対地高度が一定の高さになったとき、音声でフィート単位の高度を読み上げます。単位がフィートである理由は、体感上の高さのバランスがいいことと、元が航空機のGPWS用サウンドであることからきています。音声は、「500(five hundred)」、「400(four hundred)」、以下、300、200、100、50、40、30、20、10と続きます。
ピッチング/ローリングなどの空中での基礎練習から、ランディング体制に移るべき高度を教えてくれるという点では便利ですが、GPSの高度情報の誤差が最大30メートル(100フィート)以上と非常に大きいため、アプローチの目安にするとランディング精度が大幅に落ちます、……というか、まともにランディングできずに大変危険です。今のGPS精度(&機器の信頼性)では、目視での確認が重要です。



沈下率/上昇率アラーム、対地接近警報
翼端折りや片翼潰しで沈下率が大きくなっているとき、または強烈なサーマルで一気に上昇しているとき、警告を促す意味で音声が発声されます。
また、高度30m以下の時に-3.0m/s以下の沈下率になると、対地接近警報が発声されます(だからと言ってどうすることもできないのですが……元々は、航空機が地面に激突する前に機首を引き上げさせるための警告音のようです)。

その他、下記の各機能に基づいた音声警告
サーマルの位置情報、ランディングに届く最低高度の情報などが、音声で通知されます。詳細は順次説明します。
 上昇/下降情報付き軌跡表示

 飛行した軌跡が画面表示されます。現在の進行方向が画面の上として表示されるので、飛行中にも瞬時に状況判断ができます。

 軌跡の表示では、それぞれの位置で浮いたのか、沈んだのかという情報が、赤と青でカラー表示されます。飛行中に画面を見ながら、赤くなっている場所を攻め続ければ、上昇していける……ということになります。

 さらに、上昇域の中でも、現在のL/Dで到達できる範囲が白く点滅します。風に流されたサーマルをとらえた後、もう一度そのサーマルに入りたい場合、軌跡上のどの位置に向かえばよいかを瞬時に判断できます。
もちろん、気象条件は時々刻々と変化していますが、その影響は表示されません。勘と経験で飛ぶのは基本ですが、それとは別に何か客観的な情報が欲しいというときに役立つでしょう。

 ラストサーマルナビゲーション

 軌跡表示をさらに拡張した機能です。
数分前に通過した軌跡の中で、よく浮いていた位置をサーマルとみなし、その方位と距離をガイドします。

 ラストサーマルナビゲーション機能では、上昇帯にしばらくいた後で下降帯に入ってしまったときに、過去数分のリフト帯を検索して誘導します。サーマルを外したとき、行くべき方向に戸惑って、高度をロスすることがなくなります。誘導は、「Follow northeast one zero five(北東105mのリフト帯に行け)」などの音声情報と、その位置の画面表示の両方で行われます。

 なお、この機能はあくまでもサーマル用ですので、リッジエリアでのガイド用には調整されていません。リッジエリアの場合は、位置を示すよりも、「もう少し前」とか「もう少し後ろ」と言われる機能のほうが使い勝手はよいでしょう。

誘導する位置

 誘導先の位置は、基本的に、過去数分の飛行でもっともよく浮いた位置となりますが、単純にそれだけでは決められません。例えば……

  • 一番浮いた位置が現在地だったら?
    バブルサーマルで浮いていた場合、条件が変わって浮く要素がなくなるおそれがあります。また、サーマルの支流に迷い込んだ場合、本当に浮く本流は別の位置にあることになります。今の位置で浮かなくなったのに、現在位置に行くように言われても困ります。

  • 浮く位置にたどり着けるのか?
    いくら良く浮く位置に行きたいと言っても、1km先のサーマルをガイドされても届きません。ガイドされる位置が近すぎても困りますが、遠すぎても困ります。

  • 現在の高度で浮くのか?
    風に流されたサーマルを外したとき、遙か下の高度で浮いた位置にガイドされても、現在の高度では浮く要素がありません。

 以上の点を考慮して、ナビゲーションのターゲットは、浮く要素が強く、比較的同じような高度で、ある程度距離が離れていて、しかもすぐに飛んでいけるぐらいに近い場所という条件を同時に満たすように調整されています。


 ランディング方位表示

 便現在の進行方向に対して、ランディングがどちらにあるかを現在位置からの線で表示します。
 画面上に常時表示されている方位表示機能と組み合わせると、雲の中に入ったときに使えるのかもしれませんが、実際のところは……謎です。

 L/Dリアルタイム表示

 過去10秒間の対地距離と沈下高度から、L/Dを計算してリアルタイム表示します。
 これを使うと最小沈下率を見つけて遠くまで飛んでいくということもできそうです。

 到達予測高度/警報

 ランディングへの到達予測高度を計算します。同時に、すべてのランディング(ウェイポイント)への到達予測高度が一定より下回ると、警告を音声で通知します。夢中でサーマルを攻めていてランディングにたどり着けないことに対する保険のような機能です。なお、単純な速度と沈下率で計算しているため、向かい風などではかなりの誤差が発生するうえ、前に書いたとおり高度にはかなりの誤差があるため、あくまでも目安程度に。

 接続待ち通信情報表示

 FlightNaviはアウトドアで使うため、決して安定した動作ができるとは言えない状況です。特に、GPSとの接続にはよく接触不良でトラブルが起こります。
 FlightNaviでは、接続待ちの際、GPSからPDAに流れる生情報をそのまま画面表示することで、ケーブルの接触不良の確認ができます。データが無事に流れたことを確認してからテイクオフ準備を行えばよいでしょう。

 これ以外にも、ランディングアシスト(空港にある進入経路指示灯の表示やグライドスロープの表示)、センタリング中の平均上昇率の音声表示(このサーマルを使い続けて最終的に上昇できるかどうかを判断する)、強風警報(直線飛行で10km/h以下になったときに警告)など、便利な機能が考えられます。
 ただ、ランディングアシストは初期から考えていましたが高度情報の精度からみて、無理そうです。その他の機能は、フライト中の必要性に応じて順次実装していきたいと思います。


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