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公開に際して

評価版リリース時

2011/10/23
KFの開発開始から、早くも15年が経過しました。
Windows上で、過去のファイラーが持つ迅速な操作体系を再現するという当初の目標に始まり、マクロ言語の搭載やマルチスレッドによるファイル処理の並列化など、新しい機能を組み込んできました。しかし、最近では様々な限界から開発速度が落ち込んでいくこととなりました。

その一方で、私の本職での業務でもLinuxサーバーを扱うことが多くなり、KFのようなファイラーが欲しくなりました。Linux上の「KF」を目指して「ShellFiler」というツールを作りかけてはみたものの、ウィンドウマネージャからの自作ということで手間ばかりかかって、理想にはほど遠く……コピーコマンドすら作られることなく、そのままお蔵入りになりました。

そうした中、SSH/SFTPプロトコルの存在を知ったことや、Windows版のKF自体にもアーキテクチャの全面的な刷新を行う必要性を感じていたことから、Windows上でShellFilerを作り直すことにしました。

今回リリースするShellFilerでは、SSHサーバーへの対応、64bitOS等の最新環境への対応、操作上の違和感解消などがテーマです。


思わず入力してしまった大惨事の例(ディレクトリ指定を忘れて全削除)。CUI嫌いに拍車がかかりました。



WindowsAPIの偉大さを知った「ShellFiler for Linux」


特徴
現在のOSのテーマにマッチするよう、KFと比べて色使いなどを現代的にしました。

ファイルビューアでのワンクリック検索や、zipファイルの展開時に登録済みのパスワードを自動適用する機能など、細かな使い勝手も向上させています。

SSH/SFTPに対応しています。ローカルとリモートを意識することなくファイル操作ができることが目標です。リモートのディレクトリを左右に表示した状態でのファイル転送や(状況に応じてcpコマンドやダウンロード&アップロードでの転送を判断)、SSHサーバーにある画像のスライドショーも実行できます。

もちろん、マルチスレッドでのファイル転送や、軽快なビューアなど、主要機能は移植しています。ただし、マクロ言語と定義ファイルによるカスタマイズは時代に合わなくなってきていると感じているため、対応の優先度を下げています。

今後ですが、前作のKFに比べると、コードの見通しもかなりよくなったため、KFでは実現できなかったいくつかの機能を追加する予定です。
その後、出来るだけ早い段階でSSH関連の大きなアーキテクチャの変更を行いたいと考えており、もし実現すればSSHの世界で革新的な改善になるはずです。

バグ報告やご要望は受け付けていますが、これらの対応とどちらが重要か判断したうえでの実現となります。

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